人気ブログランキング | 話題のタグを見る

square & rectangle gallery colors


square & rectangle photo gallery
by t-colors
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

新世代の芽~御苗場~

新世代の芽~御苗場~_b0054905_238016.jpg


SX70+600FILM (手ぶれと戦う夜景の図 笑)




昨日、PIE(PHOTO IMAGING EXPO 2006)に行ってきました。

今年はニュージェネレーションパークにて、テラウチマサト先生主催の
御苗場(ONAEBA)という写真展示のイベントがありました。

PHat PHOTO 写真教室関連の友人たちも多数参加していることもあり、
期待度満点、わくわく、ドキドキで見てきましたよ。!(^^)!

到着して、すぐに向ったのはテラウチ先生の
「デジタル時代のモノクロワークショップ」。

今暗室で焼き焼き♪(印画紙にプリントすること)に、はまっている私としては(笑)
興味深い内容がいくつも織り込まれていてとても参考になりました。

内容はデジタルでプリントするモノクロ写真がメインだったけど、
暗室作業を再現できるようなデジタルモノクロプリントという観点でのお話でした。

全部は書ききれないので、心に残ったポイントを、みなさまにもおすそ分け。(^^♪

********************************************

1、「足を止める写真」になる要素。

ーーモノクロはその要素が強い。(確かにけっこう足が止まりました。苦笑)
モノクロにすることによって想像力が増す。
どんな時にモノクロが良いか、カラーが良いかを考えて撮り、
より効果的に、モノクロで見せる部分とカラーで見せる部分をレイアウトしていく。


私がモノクロにこだわるのはおそらく”想像力”の部分があるから。
色が排除されることによって、その空気感を見ている人に想像してもらうのが
楽しいから。だから私はモノクロ写真が好きなんだんぁと再認識してしまった。(^^)v

2、良いプリンターの条件(主に機械のことです。)

 ①グレーがグレーとして出ること
 ②階調によって色転びが起きないこと
 ③階調が優れている
 ④光線によって色が変わらないこと
 ⑤耐光性があること            特に1と4が大事とのことでした。

今は私も高級機種のプリンターが買えないものの、上記の内容は私が暗室で
モノクロプリントを焼く上でも一つの指標になりました。

*************************************************
そのほか、撮影時のフィルターの役割やプリント時の紙の選択、
カラーバランス(ブルースターのお話など)についてなど、まさに今の私にとっては
ナイスなタイミングの講座でした♪

その後、さらっと1Fブースを見るも、途中物欲の沼に沈みそうになる。。。(爆)
そのシーンは友人のchihoshがデジに納めたらしい話が。。ちらほら。。

ローライミニデジ、かわいかったね。ZEROの6×9まで撮れるタイプにも心惹かれてしまった。

ーーーそれにしても、おねーちゃんを撮るおっさんの多いこと多いこと。。(笑)(^_^;)


その後 御苗場の展示を見に行きました。

その後4Fに移動してメインの展示 御苗場の展示を見ました。
こちらのブースは今年初めてできたブースで、
テラウチ先生の「これからの時代をつくる新世代の表現者達に解放された作品展示スペース」
というコンセプトの元作品が飾られていました。

写真そのものもすごくパワーがあったし、刺激を受けました。
展示もとても色々と工夫されていて、楽しめました。

横浜Cool’Sの仲間でも「わたこっち」と「だらりん」が絶賛されていたようで、
その当日に立ち会わなかったのでコメントは聞き逃してしまいましたが、
本当におめでとうございます。(^_-)-☆
苗が芽を出す瞬間だったですね。
これから大きくなって、うまい米食わせて下さい。(爆)

かめちゃん、oouchiさんもお疲れ様でした。お2人の苦労の展示
しかと拝見させていただきましたよ。(笑)

さて、ここの展示ではホントに素敵な写真がいっぱいあって全部は紹介しきれないのですが、
特に私が心惹かれた写真は、、、、、、

ーーーやっぱりモノクロ。。(爆)

「小野池 草介」さんが撮られたローライのモノクロ写真が良かったです。
思わず、ポストカード3枚と撤収時なら今回の展示プリントを売って下さるということで、
そちらの1枚をお買い上げ♪

そのポストカードはこちら↓

新世代の芽~御苗場~_b0054905_23464756.jpg


新世代の芽~御苗場~_b0054905_2347231.jpg


新世代の芽~御苗場~_b0054905_2347172.jpg


ポストカードは3枚目が特にお気に入り~(^^♪

展示プリントはこちら↓

新世代の芽~御苗場~_b0054905_2348442.jpg


なんだか、鳥の写真が多いのですが、この方のお写真は鳥のシリーズが
私の心に響いてきました。
その場の空気を感じられるそんなお写真でした。
私もこういう色調のプリントが出来るといいなーと、じーっくり見てました。

お話も色々させていただきましたよ♪
記念写真も撮らせてもらいました。(承認をいただいてアップさせていただいてます)

新世代の芽~御苗場~_b0054905_23512921.jpg


いい出会いに感謝です。
教室にも通っていらっしゃるとのことですので、また違う機会にお会いできるのを
楽しみにしています。\(~o~)/

さて、そして、その日の最後のメインイベント。
テラウチ先生の講演「写真の時代の”しっぽと”あたま”」

こちらも興味深い内容でした。

やはりいっぱい書くと書ききれないので、ちょびっとさわりだけ。。

*******************************************

トレンドを捕まえる。

傾向として”見たこともない写真”ということがある。

多品種少量生産時代の流れが来ているのかもしれない。
みんながいいかと思っている物が必ずしもいいものとは限らない
違うものがいいかもしれない。

「時代の写真」

1、ディスタンス 被写体との距離感
2、使用レンズ 望遠から広角にシフトしてきている傾向がある
3、露出・色味
4、フォトグラファーネーム
5、表現としてのカメラ (どんなことを伝えたいか)
6、コンセプトの重要性

******************************************

こんな話をキーポイントに現在人気の写真家さんの写真についての
お話を聞けたりもしました。

私の中では特に5番と6番が今後の写真を撮っていく上での指標として
大切に思えました。

特に、コンセプト。。

”何かを徹底的に追いかける”
自分なりの視点でとらえた私なりの世界を表現して行きたいなと強く思いました。
今後色んな写真を撮っていく上で一つの方向性をいただいたような気がしました。

そして、こんな言葉もおっしゃっていました。

「写真とは人格が刻まれたコピーである」
作業であっては写真とはいえない。。

ーーーうーん、深いお言葉です。(~_~;)

ーーーーそんなこんなお話のあと、
みんなで先生を驚かそうという企画があり、1人1輪の花をみんなで舞台にかけよって
お渡ししました。
某K山先生によると、テラウチ先生の目がうるうるしてたとか、、なんとか。
(確かな情報かどうかは定かでありませんが。。)

とにかくとーーーっても濃い一日でした♪写真で満腹。

その後例によって飲み会♪ おなかも満腹。そんな一日でした。

そうそう、余談になりますが、K君が会場で言ってましたが、
”「御苗場」っていうからスキー場かと思って、遠いから出展を諦めた”そうですが、(笑)
私も最初 寒いの嫌いだし~、新潟遠いし~、って思った1人なのでした。
名前が紛らわしいですよね(^_^;) あはは。
by t-colors | 2006-03-28 00:08 | 夜景

最新のトラックバック

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧